決戦が好きな人に悪い人はいない
テレビ東京の「池上彰の戦争を考えるSP特攻」を見た。戦後72年経って当時の関係者は90歳を超えている。証言から特攻隊員は誰一人として笑って出征した人はいなかった。笑っている写真は遺影として残されたものだった。
最初は神風(しんぷう)特別特攻隊という名前だったが、アナウンサーによって”カミカゼ”と発音されたのでそのまま通用してしまった。ミッドウェー海戦で4隻、マリアナ沖海戦で9隻の空母が撃沈されたので窮余の策として大西中将が発案したという。
その中将にしても特攻を統率の外道と呼んでおり、天皇陛下がやめろと命令することを期待していたようだ。フィリピン沖で敷島隊5機が250㎏爆弾をぶら下げて空母セント・ローを撃沈した。成功したことで特攻一色なって多くの若者の命が散った。
昭和天皇は「そのようにまでせねばならなかったのか。しかしよくやった。」と答えたという。ところが、最後の言葉だけが軍部によって利用され特攻隊員に告げられた。もしも天皇がやめろと言っていれば終戦が早まったかもしれない。
しかし、アメリカ側も黙っておらず「カミカゼの息子で片道切符の連中と呼び、空母の周りに戦艦を配置し対空砲で応戦した。その際、「VT信管」という技術を開発して対空砲がゼロ戦に当たらなくても金属に反応して自動的に爆発したため特攻は悉く失敗した。近衛首相は戦争終結を語ったにもかかわらず、天皇はもう一度成果をあげないと話は難しいと述べた。
そして期待の沖縄戦でも特攻が使われた。戦艦大和はその一環で燃料不足もあり、沖縄で座礁させ艦砲射撃を行う計画だったが、途中で撃沈された。結局、1500隻ともいわれる艦隊の艦砲射撃で上陸前に勝負が決まってしまった。民間人を含め22万人が亡くなり、陸軍は見捨てたといわれる。にもかかわらず本土決戦を叫んだため空襲そして原爆投下となった。
戦争はやめ時が難しい。イラク、シリアでも政府軍が優勢だが、一つの都市を取り戻しても他の場所で戦闘が繰り返され終わる気配がない。アメリカが終戦後も影響力を残すために両国のあちこちに基地を築いている。いつまでも火種はなくならないということだ。
決戦でしか味わえない感動がある
日曜の19時キックオフで、翌日も朝早かったのですが、やっぱり等々力決戦という事で、行きました。
サポーターの方のご厚意で自分たちもシートに入れてもらっていたので、この日は急がず来る事が出来ました。
今回の装備はコレ。
久しぶりにリストバンドを変えました。
急がず行く事が出来ると言っても、どうも開門ギリギリというのは嫌なので、16時半列整理なのですが、家を11時過ぎに出ました。
現地までの電車の中や駅にサポーターの姿はまだありません。
そして、武蔵小杉駅に到着。
しっかりポスターも貼ってあります。
バス乗り場まで移動し、バスでスタジアムへ。
歩こうと思えば歩けるのですが、自分は基本的にバスで行きます。
バス停から歩くと、見えてきました。
途中に売店があるのですが、この時点ではまだ準備中。
さらに歩き、スタジアムが目の前に広がります。
何度見ても、メインスタンド側を見ると、競馬場に見えてしまいますね。(笑)
とりあえず、事前に教えてもらっていた待機列へ。
テープは貼られていますが、やはりまだ人は来てません。
とりあえず、そこに座り休憩。
暇なので、少し徘徊する事に。
まだ売店やイベントは準備中でした。
メインスタンド側をウロウロ。
ゲートの横には、パーマンの銅像も。
さらに先に進むと、鹿島の用具などを乗せたトラックが停めてありました。
その他は、特に見る所も無かったので、また列へ。
そこでボ~っとし、15時頃になったので、そろそろ売店も始まってるだろうと思い行ってみると、イベントも売店も始まっていて、たくさんのサポーターが集まっていました。
やっぱり、ここに来たらちゃんこが人気なので、「かわさき塩ちゃんこ」を購入。
安定の美味しさですね。
家で昼食をを済ませてきたのですが、まだ足りないため、今度は「豚キムチ丼」を購入。
牛スジ煮込みを売りにしてるのですが、お米が食べたかったので。
600円と少し高い気もしましたが、辛くてなかなか美味しく満足。
両方ともオススメです。
すると、一緒に観戦する友達が着いたという連絡が来たので、またまた列に戻ると、場所を確保してくれた方も来ていました。
挨拶をし、雑談。
差し入れなどを食べながら、みんなでワイワイしながら開場を待ちます。
けっこう食べたので、さすがにお腹がいっぱいに・・・(笑)
でも、美味しく頂きました。
そして、ようやく開場の時間になり入場。
・・・と列が動いてると、ざわざわし始めました。
何だろうとその先を見ると、何と石井前監督の姿が。
「石井さ~ん」と呼んだり、「ウォォォォォ!」と歓声が上がったりと、けっこう盛り上がりながら入場。
自分は席を確保するため、ダッシュ!
パート2につづく・・・