三振の商品を通販でお取り寄せ、大切な記念日のプレゼントにとえもいいですね
東条雅彦です。
PRESIDENT Online(2017年1月30日号)にジム・ロジャースのインタビューが掲載されています。
こちらから全文を閲覧できます。
去年の12月に行ったロジャーズの講演会の場では一貫して、高値を更新する米国市場に対して警戒感を示していました。
ロジャーズの主張は次の3点に集約されます。
|
ロジャーズはこの3つに反することがあったら、即座に批判を始めます。
超・長期的には人類は地域統合をしていき、だんだんと豊かになってきた経緯があります。
ロジャーズの主張は概ね正しいと思われます。
ジム・ロジャーズの2017年見通しまとめ
PRESIDENT Onlineの記事を簡単に要約します。
|
このインタビューはおそらく去年の時点に行ったものと思われます。
トランプ大統領は本当に公約を実行しようとしているのではなく、現在進行で公約通りに実行に着手しています。
ロジャーズは「歴史は繰り返す」という視点で世界を見ています。
今の状況を第二次世界大戦の直前ぐらいのイメージで捉えているのかもしれませんね。
|
世界経済が景気後退に向かうと予想しています。
相変わらず、厳しい見通しを示しています。
ただ、近年はずっとこんな調子なので、「いつになったら、リセッションが来るんだ」と思っている人も多いでしょう。
長期投資家はあんまり過度な景気後退予想に耳を傾けない方が良いかもしれません。
|
長年、ジム・ロジャーズの動きを追っている私としては、特に新しい発見はありませんでした。
ロジャーズが鉄道株に言及したのは少し興味を引きました。
確かに鉄道は安全な銘柄だと思います。
そもそも倒産がほとんどない企業ですし、業績が安定しています。
ロジャーズは地味な所に目を付けますが、そういう視点は大いに見習いたいと思います。
信念を絶対に曲げないジム・ロジャーズ
ジム・ロジャーズは全然、投資姿勢がブレませんね。
相変わらず「世界経済が大変なことになる」と主張しています。
AI革命は2022年ぐらいから始まるので、まだあと5年ぐらいはかかります。
それまでに大きなリセッションがやってくるというストーリーにも一応、対応できるように考えておいた方が良いかもしれません。
ロジャーズは最近、予想をよく外しているので、そろそろ当たりそうな気がします。
3割バッターが2打席凡退に倒れると、次の打席の打率が跳ね上がるように思えます。
確率論的には前の打席で三振に倒れていようがいまいが、次の打率には影響しません。
しかし、球場で応援している人達はそうは考えません。
3割バッターが凡退に倒れれば倒れる程、球場にいる人たちのボルテージが上がります。
今、そんな状態でロジャーズは打席に立っています。
こういう状況ではピッチャーはとてもボールを投げにくいですね。
三振を取れば取る程、次の打席でボールを投げるのが怖くなってくる心境に似ています。
「一発があるかもれない」
そのため、ロジャーズの話を完全に無視はで
きず、私は追い続けています。
三振 告白しなかった恋はどこへ行くのだろう。
2017.08.13 横浜スタジアム