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【本日のスポーツ観戦】

第99回全国高校野球2回戦　神戸国際大附×北海

本日は第99回全国高校野球、神戸国際大附の今大会初戦となる対北海戦を観戦に甲子園球場を訪れました。

三塁側特別自由席あたりで観戦するつもりで朝7時台からチケット売り場に並びましたが、あと少しのところで完売…　選抜ならともかく、夏の大会は悠長に電車で来てチケット購入は厳しかったです。やはり車に自転車積んで球場近くのコインパーキングから自転車で来るべきでした。

チケットないので仕方なく外野席へ。試合が消化される度に内野席で観戦してた客の一部が帰るので、その空き待ちで売り場に並ぶ人も結構いますが、朝から散々並んでまた並ぶのもダルいんで本日の第三試合、神戸国際戦までは第一、第二試合を外野から観戦したり、球場内外を散策することに。

第一試合は北北海道の滝川西対宮城の仙台育英。そういえばこの日は北海道勢が2校登場します。試合は初回から仙台育英がボコスカ打ちまくって長い試合になりそうだったので、3回裏まで観戦後球場内を徘徊。

第一試合は仙台育英が大量得点を奪って長時間の試合となり、予定より遅れて第二試合、日本文理×鳴門渦潮戦が行われました。

一度球場から出て球場の外で控える神戸国際の応援団の様子を見に行くことに。取りあえず恒例のプラカード記念撮影。私の顔面の上に貼ってるのは神戸国際のキャラクター「コクサイくん」。

2013年に学校創立50周年を迎えたのを機に作られたキャラクターで、「国際」にひっかけて「黒サイ（コクサイ）」。神戸国際野球部の上里田コーチ発案だそうです。
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第一試合を観戦中、ビール飲みながらピザを食べましたが、また少しお腹が空いたので球場前の「甲子園ラーメン」で二度目の昼食。

ラーメン食べながら店内のテレビで中継を観ていると、2回終わった時点で7-0と日本文理大量リード。第二試合も長くなりそうです。

球場の周りには第三試合の開始を待つ神戸国際応援団の姿が。

対戦チームの北海応援団の姿もありました。大きなスーザフォンに書かれた「北海」の文字の下にある「SAPPORO　JAPAN」の文字を見て、最北の地北海道からこれだけの人数が兵庫県まで来ている事に改めて高校野球甲子園大会というイベントの大きさを感じました。気候のいい北海道から遠路はるばるくっそ暑い真夏の関西へお越しいただき本当にご苦労様でございます。

第二試合も9-5と点の入った試合となり、第三試合は予定より1時間以上遅れての開始です。甲子園のスクリーンに兵庫大会から応援してきたチームの選手達の名前が並ぶのを見て、いよいよ始まるんだと少し緊張してきました。

ノックを行う青木監督

同じく三塁側からノックを行う上里田コーチ

この日もエースの岡野投手が先発です。兵庫大会では5試合に先発し5完投、失点僅か1点とほぼ完璧な内容でした。準決勝では選抜ベスト4の報徳学園相手に1失点完投し、間違いなく全国レベルでも通用する投手です。3年連続、史上最多38回出場で昨年夏準優勝の強豪北海にどこまで通用するのが非常に楽しみです。

神戸国際応援団お馴染みのでっかいオレンジメガホン

試合前のルーティーン

いよいよ試合開始！

北海の選手は長打よりヒットで繋ぐ野球をしてきます。殆どの選手が元阪神の赤星や藤本敦士並みにグリップエンドから拳ひとつ分くらい空けてバットを握ってます。まず初回、岡野投手は地方大会同様、伸びのあるストレートにスラーダーを織り交ぜた投球で、全て内野ゴロで三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。

熱のこもった応援を送る各校応援団

1回裏、神戸国際先頭の後藤選手が出塁。2番打者が倒れ、続くバッターは地方大会で驚異の打率.667を残した3番打者森田選手。しかし外野フライに倒れます。

同じく地方大会で本塁打4本14打点のスラッガー、4番猪田選手がヒットを放ちチャンスを広げます。

しかし後続が倒れ、神戸国際惜しくも先制ならず！

北海は2回、3回とそれぞれ1点ずつを奪い、3回表が終わって2-0と北海リード。地方大会無双してたあの岡野投手が序盤でいきなり2失点。これが甲子園、昨年準V高のレベルなのかと驚きました。

2点目を奪われた3回裏、9番ピッチャー岡野選手がセンター前にポトリと落ちるヒットで出塁し、続くバッターが送りバントを試みるも失敗。しかし続くバッターもバントでランナーを進め、3番、4番の前に2アウトを献上してでもランナーを得点圏に進めます。3番森田選手、バットの先端で外角の球をうまく拾いタイムリーヒット！神戸国際1点を返しますが、生還した岡野選手が本塁へのスライディング時つんのめってしまい投球への影響が心配でしたが問題なかったようです。次のバッター猪田選手も出塁しますが、後続が倒れて1点止まり。

選抜ではエースナンバー1を背負っていた背番号10黒田投手が投球練習を開始します。青木監督、岡野選手の完投ではなく継投策で行くようです。

その後、神戸国際ヒットは出ますが得点できず、5回終わって1-2と1点ビハインドでゲームは後半へ。

神戸国際、5回2/3、80球を投げた岡野投手から黒田投手へ交代。

地方大会3試合で11回1/3を投げ失点0の花村投手が投球練習を開始します。神戸国際はこの3投手を継投し、最少失点に抑え逆転を狙います。

6回裏、2年生の谷口選手が真ん中高めの甘い球を見逃さずに捉え同点ソロ本塁打！地方大会では打率5割近くの数字を残しましたが本塁打はありませんでした。甲子園の舞台で大事な場面での見事な一発！

神戸国際応援団一気に盛り上がります！

同点で迎えた7回表、黒田投手が北海打線につかまります。連続ヒットを許し2点を奪われ2-4と再び北海リード。

しかしその裏、3番森田選手が二塁打で出塁後一、三塁となり、迎えるは6回に同点本塁打を放っている6番谷口選手！

なんとなんと、2打席連続本塁打！

神戸国際3点を加え5-4と逆転！！

これが選抜ベスト4報徳学園を下して甲子園春夏連続出場を果たした神戸国際の底力です！！

ここまでのフラストレーシ
ョンを一気に吹き飛ばす逆転本塁打に神戸国際側応援スタンド大いに盛り上がります！

1点リードの緊迫した場面、8回からマウンドを託されたのは背番号11花村投手。かなりプレッシャーのかかるマウンドですが、2回を1安打4奪三振と完璧な投球！素晴らしい！ボストン時代の上原を見てるようです！ナイスピッチング！

神戸国際、遂に夏の甲子園初勝利！！

16強に一番乗りした神戸国際ですが、本日勝利した天理とのベスト8を賭けた関西勢同士の対決は17日に予定されています。次戦も是非応援に行きたいのですが、お盆休み16日までなんで行けそうにありません…　天気予報見ると明日から数日天気悪いようなんで、せめて1日ずれ込んでくれる事を期待…

神戸国際の皆様、おめでとうございます！素晴らしい試合を見せて頂きました。ナイスゲーム！