日本人は何故三振に騙されなくなったのか
8月13日(日)日ハム20回戦(ヤフオクD)、3-2で勝ち。対戦成績15勝5敗。救援陣の頑張りがなければ負けていた試合だった。明日大阪に移動してまた戻る現場無視の営業戦略にも呆れる。
先発武田は四球こそなかったがコントロールが甘く、高めに浮いていた。だましだまし抑えていたものの、6回につかまり、またも途中降板。元気のない相手打線に助けられたが、覇気のないピッチングは健在。上位チームでの登板は不可能なことがハッキリした。
バッティングが見られたのは3回までで、それ以降は全くの音なし。粘るでなし、選ぶでなし。松田は一発は出たものの、その後は乗っていくことができず2三振。真砂は変化球に脆く、1軍レベルにない。塚田と共にベテランと入れ替えだろう。8、9番が置物になっている。
技術的なこともあるだろうが、この貧打の原因の一つは、この日程にもある。ナントカの祭典などと空騒ぎを毎年繰り返し、選手のコンディションを全く無視した試合日程を組んで疲労させ続ける運営方針に問題があるのではないか。お祭りで満員にして儲けたいのか、いい試合をしてたくさん客を呼びたいのか。「商品」である選手の状態を悪くして成績を落とすなら、本末転倒である。
見てくれで盛り上がるのではなく、試合内容で高揚した気分に浸りたい。ユニホームの色などどうでもいい。いまは移動でも昔に比べれば快適だろうが、じっくり腰を落ち着かせるのに比べれば、頑強なプロの選手でも疲れは残る。
継投必至の明日が心配である。松本は最低5回は投げてほしい。今日投げた後ろの3人は休ませたい。接戦になったら、指揮官がどう采配するか。明日唯一の試合。そこをどう考えるか。中田・寺原をベンチに入れている。6回からはこの2人で賄うくらいの覚悟がいる。
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