それにつけても、おやつは三振!
8月13日(日) 広島対巨人 20回戦 15勝5敗
巨人 000 001 000 1
広島 300 010 00X 4
勝 岡田 11勝4敗
S 今村 1勝3敗21S
敗 今村 2敗
岡田が初回に先頭打者の陽に、いきなり3塁打を浴びて、1点は仕方ないと思ったが、
マギー、坂本を連続三振に取ると、2000本安打に王手の阿部をニゴロで無失点で切り抜ける。
ピンチの後にチャンスあり。その裏の攻撃で先頭の田中が内野安打で出塁すると、
菊池が送りバントを2つ失敗して追い込まれると、ヒッティングに切り替え、右前打を放つ。
1、3塁と思いきや、打球処理で長野がスリップして転倒する間に、田中が一気にホームインで先制。
丸もヒットで3連打でチャンスを拡大すると、誠也が四球で無死満塁。ここで松山が犠飛で1点追加。
新井は三振に倒れるも、昨日のヒーロー・西川が適時打で3点目を奪い、試合の主導権を握る。
巨人の先発は左腕・今村でしたが、最初の打席で左の松山、西川がしっかり結果を出したのは見事。
まだ点を取れるかと思いましたが、その後今村が立ち直りの兆しを見せるが、
4回に西川、會澤の連打で、無死1、3塁としながら、追加点が奪えず、ちょっと嫌な空気を感じた。
しかし、5回から代わった中川から丸、誠也の連打から無死1、3塁とチャンスを作ると、
松山の併殺打の間に欲しかった追加点を奪う。併殺打とは言え、貴重な1点だったと思います。
岡田が初回以降はピンチらしいピンチもないまま、6回に入ると先頭の陽に右前打を打たれると、
この打球にチャージしていた誠也が、バウンドに合わせ損ねて後逸。一気に3塁まで到達される。
初回と同じシチュエーションでしたが、続くマギーが中前打で1点を返されてしまう。
点差を考えれば無理する場面でもないし、ヒットで止めていれば、この失点はなかったと思う。
後続をキッチリ岡田が打ち取ってくれたが、いつもの突発乱調が出るきっかけとなるかと心配でした。
誠也の打球判断には改善の余地がありそうですが、点差などの状況判断は的確に行ってもらいたい。
ここで1点を取られてこともあってか、6回裏に打席が回ると、代打を送られての岡田は降板。
6回1失点。球数が86球なら7回までは行って欲しいし、それだけのポテンシャルがある岡田。
もし薮田だったら続投だったと思う。岡田は今日、勝って11勝と薮田には勝ち星は並んだが、
首脳陣からの信頼度、評価と言う点では、まだまだ肩を並べたとは言い難いと感じています。
逆に言えば、それでも11勝してしまうのですから、投手としての強運を持ち合わせている。
次期エース候補を、薮田、岡田が争う時代が来ることを確信できることが楽しみになってきました。
試合は7回から勝利の方程式、一岡、中崎、今村の投手リレーで無失点リレーで逃げ切り勝利。
9回には守護神・今村から、阿部がヒットを放ち、2000本安打を達成しました。
強肩・強打の圧倒的存在感のあった捕手時代から、一塁へ転向した時は力の衰えを感じたが、
それでも彼の全盛期の凄さを決して色褪せることなく、現状でも、彼以外に巨人の4番は務まらない。
だが、存在があまりに大きすぎることで、彼の後継者が育っていないのが今の巨人の課題でもある。
節目の2000本を打ったことで、スタメンから代打の切り札に役割が変わることがあれば、
DeNAに代わって3位浮上の可能性もあるかと思うが、そういう意味でも今後の巨人に注目したい。
来週からは2位・阪神との直接対決、その前のこの巨人とのカードで勝ち越せたのは大きい。
メッセンジャー、秋山が離脱となったが、逆にそのことで一致団結したことの方が怖さを感じます。
どこが相手であれ、自分たちの野球をすれば必ずいい結果が出るはず。
自分を信じてリーグ連覇、その先の日本一の栄冠へ突き進んで欲しいと願う場末書店の店長でした。
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