三振と相性バツグンのカッコよさ
8月15日(火) 阪神対広島 18回戦 9勝8敗1分
広島 302 600 000 11
阪神 200 031 000 6
勝 野村 8勝4敗
S
敗 小野 7敗
初回にタナキクマルで3点を先取。菊池に田中が出塁すると送りバントさせますが、
田中が2塁打なら、バントで3塁に送るよりも、菊池の打撃に期待するのも十分ありだと思います。
丸の3ランは見事でした。打った瞬間、スタンドインを確信出来るほどの完璧な打球。
今日は本塁打に、適時打で4打点。それ以外の打席ではすべて四球で出塁と半端ない存在感。
今日の先発は野村、初回の3点のリードで行けると思ったのですが、
西岡の内野安打(VTRではアウトに見えましたが)から、乗り切れないままに中谷に2点適時打。
ストライク、ボールの判定がばらつき、制球重視の野村としては苦しい立ち上がりでした。
彼の時は援護点がなかなか入らないので、初回の3点で心理的に変化があったのかも知れません。
1点差にされて、2回に一死2、3塁のチャンスに得点できず、野村の投球も手探り状態。
早く追加点が欲しいところで、3回に松山の2点適時打で、阪神・先発の小野をノックアウト。
小野はそこまで悪い投手だとは思いませんが、11試合先発で勝ち星なしの7敗。
結果が出ないまま起用し続けると、せっかくの才能を潰さないか心配ですが、どうなんでしょうか。
4回には2番手メンデスを攻めて、投手・野村から始まる打順だったが、打者一巡の猛攻。
丸の適時打、誠也の三ゴロを野選で1点追加、松山の2打席連続での2点適時打。
エルドレッドの2塁適時打、更には2打席目の野村にも適時打がでるお祭り騒ぎの怒涛の攻撃。
打った方が凄いのでしょうが、阪神の守りのミスを連発。高山の打球への反応の遅れや、
三本間に挟んでの梅野の悪送球、野村を右ゴロを狙って、計算通り打たせたのに福留がファンブル。
これで9点差、野村だったらうまく試合をまとめてくれるだろうと思ったのですが、
やはり最後まで油断を出来ないのが阪神戦、5回に福留に3ランを打たれて6点差とされる。
そして6回にはカープ戦で打ちまくる梅野に適時打を浴びて5点差と徐々に点差を詰められる。
嫌な流れを切りたかったのか、野村を6回で降板させて、7回から勝利の方程式の一岡を投入。
ここで1番から始まる嫌な打線を3者連続三振で斬って取り、嫌な流れをがっちりと食い止めた。
8回には中崎、9回には今村。5点差だから上がって来たばかりのブレイシアや、
ジャクソンで逃げ切っても良かったと思うが、あの9点差を返されたトラウマを払拭できないのか。
点差を考えれば7回も野村でも良かった。今はどう考えてもリリーフは登板過多状態。
先発の完投が望めない状況ならば、しっかり中継ぎのリスクの分散も考えて欲しいと思います。
大量得点で大味な試合でしたが、苦しみながらも試合を崩さずに投げた野村。
1失点に抑えて勝てないこともあれば、6点失っても勝てる試合もあるとはやっぱり野球は面白い。
明日は久しぶりに藤浪が一軍に戻ってきます。先発の秋山、メッセンジャーが抜けた中で、
このタイミングでの登板と言うことは、阪神としても救世主としての希望を背負った投球になりそう。
それをカープの強力打線がどう立ち向かうか。明日はかなり楽しみな試合になりそうです。
広島先発は大瀬良、不敗神話が前回終わったので、ここからは連勝街道が始まることに期待。
今日の試合に勝って、一度は着いて消えていたマジックが、「27」となって再点灯。
再点灯も意識せずに、今まで通り、一戦一戦を大事に戦って欲しいと願う場末書店の店長でした。
Amazon
|
↓クリックして頂ければ、幸いです。
にほん
画期的新世代三振
いつも関西大学体育会野球部のブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
本日は、天理大学グラウンドにて夏季オープン戦 対天理大学が行われました。
初回、先頭の多田(人間3・明徳義塾)が三振するも、続く阪本将(法4・智辯和歌山)が四球で出塁すると、古川(商3・東大阪大柏原)、倉川(文2・桜宮)、西田(商3・福知山成美)の3連打で幸先よく2点を先制します。
関大の先発は浜田駿(法3・東福岡)。
先頭打者を内野ゴロに打ち取りますが、そこから2者連続の四球で一死一、二塁とします。
4番打者から三振を奪って二死とするも、続く打者に右前適時打を打たれるなどで2点を取られ、わずか2/3回で無念の降板となります。
2番手は、同じく左腕の森翔(商2・鳥取商)。
力強い直球で三振を奪い、追加点は許しません。
好投をみせる森
2回、二死から阪本将が内野安打で出塁するも、後続が続かず得点には結びつきません。
安打を放つ阪本
その裏、2つの安打と失策が絡み1点を失います。
4回にも2点を失い、2-5のビハインドで迎えた6回。
追いつきたい関大は、上田(政策2・敦賀気比)を代打に送ります。
高めの球を振り切った打球は、右翼手のはるか頭上を越えて本塁打となります!
本塁打を放つ上田
ここから一気に反撃したい関大打線でしたが、7回に3点を追加され突き放されてしまいます。
それでも最終回。
代打・関本(政策2・日高)の安打と古川の四球で好機をつくると、続く倉川の放った打球を相手野手が悪送球し、その間に1点を返します。
さらに続く西田が、中前適時打を放ち3点差に詰め寄ります。
しかし反撃もここまで。
5-8で関大の負けとなりました。
この夏初めてのオープン戦。
投打ともに、たくさんの課題が見えた試合となりました。
本日の試合をしっかりと反省し、次の試合に向けてしっかりと準備していきたいと思います!
次回のオープン戦は、8月7日(月)NTT西日本グラウンドにてNTT西日本と対戦します。
ご声援よろしくお願いいたします。
主務 玉木 怜人